なぜ保育士の給料はこんなに安いの?その理由を解説してみた

保育士さんってすごい仕事だということ、世間の人達はわかっているのかなぁ。。。

保育園

子育てに奮闘中のパパさんママさん。
どうも、Kotanosuke(@kotanosuke57)です。

唐突ですが、私はいま保育士になりたいんですよ。
保育士免許なんて持っていませんから、気持ちだけですが。。。

昔から教員志望だったんですけど、もし昔に戻れるなら当時の私に「保育士ってすごい仕事だよ!」ってぜひ伝えてあげたいです。

純真無垢な子供たちに囲まれて、その成長を手助けする仕事。
素晴らしいとは思いませんか?

でもね、日本という国の中で、保育士という仕事は、かなり不遇な扱いを受けていると言えます。
日本という国で絶対に必要な職業である「保育士」、はたして現状はどうなんでしょうか?

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日本では慢性的に保育士不足!

先日、保育園に入れない児童、いわゆる「待機児童」が5年ぶりに増えたというニュースがありました。
2015年4月1日時点で、待機児童の人数は2万3167人とのこと。
すごい人数ですよね、2万人って。
待機児童だけで一つの街ができてしまう感じです。

待機児童が増えてしまう要因として、保育士さんが絶対的に不足しているという現状があります。
2015年1月の保育士の有効求人倍率(求職者数に対する求人数の割合)は全国平均で2・18倍、東京都は5・13倍。
どこの保育園も保育士さん不足に悩んでいることがわかります。

私の子供を通わせている保育園でも、保育士さんの入れ替わりが多いです。
今はなんとかやりくりをしているようですが、もしかしたら今後保育園の規模の縮小。。。なんていうこともあるかもしれません。

今回の待機児童が増えたという発表を受け、日本総合研究所調査部の池本美香さんが朝日新聞の取材で、保育士さんの現状をリアルに伝えています。

保育士さんの給料は安い、安すぎる!

「厚生労働省などが保育士の賃金を調べていますが、13年の調査では、保育士の賃金は月額20万7400円。これは公立も私立も含めた統計なので、もっと低い人もいます。全産業の月額平均29万5700円を大きく下回ります。幼稚園教員は21万9600円で、小学校教員は33万1600円です。保育士を教育の職員としてみている国では学校教員との給与格差はありませんが、日本は福祉職なので、格差が大きいと言えます。

平均給与が20万7400円って、大学卒の初任給より安いかもしれませんね。
福祉職だから給料が安くてもいいという考え方があるというのも驚きですね。
これから少子高齢化がさらに深刻になる日本では、福祉業界こそが日本を支えていかないといかないのに。

「また、保育士は長く勤めても昇給しにくいシステムです。日本の保育士資格にはスキルに応じた資格の区分がありません。仮にスキルアップしても保育所に補助金が増えるわけではないため、昇給に結びつきにくい。さらに、株式会社が設立した私立の保育所は、公立にはある退職手当などへの補助がなく、賃金はさらに低くなります」

保育士の資格って、たしかに資格の区分が無いですよね。
小学校とかの教員だと、教頭や校長への昇格試験がありますから、最終的に管理職を目指して給料を上げていくこともできます。
でも保育士さんってそういうこともできないんですよね。

こういう状況だから、一生の仕事して保育士を続ける人が少なくなって、人の入れ替わりが激しくなり、結局は保育士不足に陥るという悪循環を生み出してしまっています。

じゃあ、保育士さんの給料を上げればいいじゃん!といってもそれもなかなか難しいんですよね。
保育園の財源って、基本的に保育料です。
つまり保育士さんの給料を上げる=保育料が上がるという図式になってしまいます。

保育料が上がることを快く思わないご家庭もきっと多いはずです。
お金って難しいですね。

保育士の仕事が軽く見られているという現状

あと、保育士さんは職業としての社会的評価が低いんです。
これも給料の基本水準が上がらないことの一員でしょう。

アレルギーの子どもの対応を誤れば生命にかかわりますし、発達の遅れなど特別な配慮が必要な子どももいます。子どもや家庭の状況が様々ななか、保護者への対応もあります。午前7時台に始まり、午後8時以降もあいている保育園も増え、早朝や夜間、土曜日の勤務も増えています。子どもの人数によって配置する保育士の人数が決まっているため、休みにくいこともあります。それにもかかわらず、『子どもと遊ぶだけで、特別な知識もいらない』と認識している人がいるなど、社会的評価が必ずしも高くありません

子どもと遊ぶだけで、特別な知識もいらない!?

こうやって認識している人、これはとんでもない勘違いですよ。
少なくとも私は、保育士という職業を「赤ちゃん・子供の命を預かるという特別な職業」だと思っています。

よく考えてみてください。
赤ちゃんって、ちょっとしたことで命に危険が及びますよ。
食事のアレルギーや誤飲、病気 などなど。。。
よそのうちの赤ちゃんを預かるって、本当に大変なことです。

泣き叫ぶ赤ちゃんをおんぶしながら、別の赤ちゃんを抱っこしてミルクをあげて、かつ周りの赤ちゃんにも目を配っている保育士さんの姿を見かけます。
そんな状況の中でも、私たちには笑顔で接してくれるんです。

私は保育士さんたちに頭が下がるばかりです。
本当に尊敬します。

実際、毎日の実務も大変です。
多様な働き方がある今、早朝・深夜・土日祝も働いているパパ・ママも増えています。
保育園側も、その多様な働き方をするパパ・ママに合わせて運営をしないといけないわけです。

私の預けている保育園でも、夜まで子供を預ける延長保育と土曜日に保育園を利用するご家庭が増えているそうです。
そうなると、保育園も早朝、夜、土曜日に保育士さんを配置しないといけないですから、ますます保育士さんが必要になるわけです。

そんな忙しく働く保育士さんを、「子どもと遊ぶだけで、特別な知識もいらない」職業だと言えますか?

パパ・ママも「保育」に参加しよう!

そういった保育士さんたちの現状や苦労を知るためにも、保育園に子供を預けているパパ・ママも「保育」に参加すべきです。
保育園は子供を預けている場所ではなく、一緒に子供の成長を支えてくれているパートナーなんですよね。

池本美香さんも親の保育への参加を提唱しています。

「日本で親の参加というと、熱心なバザー、などのイメージで極端です。保育は必要な子どもに提供する、という前提ですし、事故など安全上の観点から保育所側が、親が入っていくことに対して迷惑がることもあるかもしれません。『参加できない自分が後ろめたい』と感じる保護者もいるかもしれません。でも、強制ではなく、できる人ができる範囲で手出し口出ししてもいいのではないでしょうか。クレームとは違います。保育士も保護者も子どもも、満足度を高めるにはどうしたらいいか。それぞれが希望を出して、保育士らの専門知識とあわせながら調整する。これは、お金がなくてもできそうな一つの道ではないでしょうか」

そう、少しだけでもいいんです。
保育園に積極的に関わるようにしていくと、保育園が抱えている問題や取り組んでくれていることが、少しずつ見えてきます。
そして、保育士さんたちとの距離がグッと近づいて、深い信頼関係を結ぶことができます。

私は、子供が1歳児のクラスになった時から、保育園の父母の会に参加しています。
そこから保育園で開催されるイベントにも多く関わるようになり、保育士さんたちとより親しくなりました。
子供を今の保育園に預けることができて良かったと心から思うようになったのは、「保育」に参加するようになったからです。

まとめ

生産人口がどんどん減っていく日本。
保育園・保育士の需要はますます高くなっていきます。

だって、待機児童が2万人もいるんです。
それだけ保育園・保育士が必要とされているんです。
職業が社会的評価が低く、給料が安いって、おかしいですよね。

保育士さんは素晴らしい職業です。日本に絶対に必要な職業です。
子供を保育園に預けているパパ・ママも、これから子供を保育園に預けようとしているパパ・ママも、保育士さんへの感謝と敬意を忘れないようにしましょう。

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